2012年10月30日火曜日

雪組『JIN―仁(新人公演)』宝塚大劇場

 挨拶含め公演予定時間がほぼ2時間っていう長丁場の新公でした。…まるで一本物。とはいえ、全然退屈しない…というとアレだけど、ズッコケ要素がない、普通に上手い(でもこれって凄いことだ)公演でした。…いや、ほんと普通に完成度高かった。ロミジュリの時にも思ったけど、雪組さんって新公レベル高いな…ほんとに高いな…。

 久しぶりの主演の咲ちゃん、最初からぱーんとよく声出てるし歌うまいし…いやもう貫禄ですねほんとに。ロミジュリの時はキラキラオーラに目を奪われてて、そのあとに見た全ツロックオンで1場面真ん中で歌って踊ってしてたときはまだとても声が出てなくて、まだ一人で真ん中は早いんじゃないか…とか思ってたけど今日の新公見たらもうそんなのは過去の事やね。すごい上手かった。

2012年10月20日土曜日

「ウクライナの至宝 -スキタイ黄金美術の煌めき-」大坂歴史博物館

 ウクライナという国のイメージがサッカーW杯での対戦しかなくて、他にはキエフ…キエフの大門…ムソルグスキー…くらいの印象しかないけどポスターが印象的だったのでふらっと見に行ってきました。
 ポスターにもなってる金細工のあれこれは大体中盤あたりやったかな? 鞘なんかは中の鉄が真っ黒になってこびりついたような状態なのに、金の部分だけがすごく鮮やかに残っていて、時代は遡るけどエジプトで永遠を意識して黄金を用いたのにも納得。ホントに、全然違う。

2012年10月13日土曜日

月組『春の雪』バウホール

 幸い見る機会に恵まれたのであの、ポスターが出た時から騒然とした春の雪を見てきました。…原作は未読なので頓珍漢なことを申します多分。

 とてもおもしろい…愉快という意味ではなく、見応えのあるお芝居でした。ぐっと泣かせに来る訳でも、笑いを取る訳でもないんだけど、世界観が首尾一貫していて、明治末期~大正時代という…妙に西洋チックで、それでいて日本文化は色濃くてという和洋折衷のノスタルジックな世界観がとても馴染んでいたように思います。

雪組『JIN―仁― / GOLD SPARK!』(宝塚大劇場)初日

 きむみみ退団公演の初日を見てきました。いや、なんていうかね、お芝居はサイトーだし、集合日に配役(それも下級生に至るまで全員+新公配役も全員分)ずらずらっと出してきたこともあって、「ちょ、サイトー本気出しすぎww」と、やりすぎ方向の心配しかしてなかった訳ですが。

 サイトー本気出しすぎでした。

 いや、でもありがとう(´Д⊂ヽ しかしやりすぎであるww けどホントにありがとう。゚(゚´Д`゚)゚。 泣き笑いのお芝居と、いつもより時間が短い分、濃縮されたショーでした。

2012年10月1日月曜日

「琵琶湖をめぐる 近江路の神と仏 名宝展」三井記念美術館 

三井記念美術館
琵琶湖をめぐる 近江路の神と仏 名宝展 ...


 見たことのある仏像や仏具も三井のあの建物の中で見ると随分雰囲気が変わるなぁ…というのが第一印象。なんせ建物入り口にたどり着くまで、建物の外周を歩いてるだけで威圧感半端ない三井本館…三井財閥すげぇ…。
 で、最初の展示室は室内の雰囲気とかがその建物外側の印象そのままなライトだとか、壁だとか、カーテンなものだから…そんな中に仏像仏具が点々と展示されてる…そういう空間効果もすごいなぁ…と。