2010年2月5日金曜日

『坊主DAYS』杜康 潤

日本では禅の宗派に属する、臨済宗(一休さんなどが有名☆)。その寺の住職である著者の兄の修業僧時代を中心に、お寺のこと、お坊さんの衣食住などをわかりやすく描いた、日本初の坊主コミック・エッセイが登場!さらに、急にお葬式に行かなければならない時、またはお葬式を出す側になった時に知りたい、マナー、お葬式やお墓の金額相場、仏壇の祀り方など『すぐに使える!お役立ち仏教マナーガイド』も収録!知っているようで知らなかった、お坊さんの世界がここにある…。
 禅宗って特に厳しいイメージがあるのですよ。そこんとこをコミックエッセイでさらっと…いや、読む側としてさらっと、って意味ですけどもね。さらっと紹介してもらって…禅宗ってすげぇ…と素直な感想。
 で、だ。 2月はマンガの月!(個人的に買うマンガが多い…)というわけで前から気になってたコレも購入。ウチは浄土真宗で、仏教諸派の中でも比較的…というか、ぶっちぎって緩い(悪い意味ではなく)方なのですが。…これを緩いというか、庶民的というかはまた…色々問題のある所なんだろうけど、開祖(って言うのかなぁ)の親鸞上人から妻帯者だった浄土真宗で、お坊さんの有髪おkの浄土真宗だからねぇ…。母親の実家も真宗なので、そういえば剃髪姿のお坊さんを見た事が…ほっとんど無いかも知れない。実家も、母屋…というか本家も、母親の実家も、隣近所もみーんな真宗だと他のお経を聞く機会すらない…。ウチの地元にお寺さんは結構あるけど、その中でも真宗が半分ちょっとで残りは天台さんやからなぁ…。
 あ、でもお寺の位置と人里(というか町)との距離って大事よね。民衆に歩み寄るか、民衆から歩み寄るかの差というか。天台さんだと山の上だからそれだけ民衆からは遠い存在(国家鎮護ってやることも国家規模だし)で、西本願寺(真宗)みたいに街中にあると、それだけ民衆に近い=庶民的な訳で。知恩院(浄土宗)は街中に近いけどちょっと外(京極の外で洛外)だから真宗よりは高尚というか…教義が難しい(真宗は南無阿弥陀仏だけでいい)というか。

0 件のコメント:

コメントを投稿