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2012年10月20日土曜日

「ウクライナの至宝 -スキタイ黄金美術の煌めき-」大坂歴史博物館

 ウクライナという国のイメージがサッカーW杯での対戦しかなくて、他にはキエフ…キエフの大門…ムソルグスキー…くらいの印象しかないけどポスターが印象的だったのでふらっと見に行ってきました。
 ポスターにもなってる金細工のあれこれは大体中盤あたりやったかな? 鞘なんかは中の鉄が真っ黒になってこびりついたような状態なのに、金の部分だけがすごく鮮やかに残っていて、時代は遡るけどエジプトで永遠を意識して黄金を用いたのにも納得。ホントに、全然違う。

2012年10月1日月曜日

「琵琶湖をめぐる 近江路の神と仏 名宝展」三井記念美術館 

三井記念美術館
琵琶湖をめぐる 近江路の神と仏 名宝展 ...


 見たことのある仏像や仏具も三井のあの建物の中で見ると随分雰囲気が変わるなぁ…というのが第一印象。なんせ建物入り口にたどり着くまで、建物の外周を歩いてるだけで威圧感半端ない三井本館…三井財閥すげぇ…。
 で、最初の展示室は室内の雰囲気とかがその建物外側の印象そのままなライトだとか、壁だとか、カーテンなものだから…そんな中に仏像仏具が点々と展示されてる…そういう空間効果もすごいなぁ…と。

2012年9月18日火曜日

「土偶・コスモス」MIHO MUSEUM




 初めて行ったのだけれど、いやーすごいところでしたね。ホントにこの道であってるのか、とか茂みに隠れかけた「この先9キロ」の看板からの9キロの長いこと長いこと。
 にしても山道延々走っていきなりこんな近代的な建物が現れたら信者でなくても「おおっ」って思うわ。ミュージアム本館のエントランス正面は全面ガラス張りで、向かいの尾根にある教団の建物(有名な建築家の作品らしい)が屋根だけちらっと見えてる視覚効果もうまいなぁ…
 何にせよ、甲賀の入り組んだ尾根の中にあるもんだから空気は綺麗だわ緑に溢れてるわ(むしろ緑しかない)で素晴らしい環境でした。

2012年9月2日日曜日

「ヴェネツィア展」京都文化博物館

 面白かった! 絵画が多いけど、街並みの景観図とか、地球儀とかコインとか…完全手作業のシャンデリア(めっちゃデカい)は好みかどうかと言われれば私の好みではないけれどとにかくすごかったですよ。かけられてる保険金物凄いんやろなぁ…(そこか)
 どうでもいいけど鼠海のゴンドラあたりはほんとに景観再現してるな…と思いましたよ。

2012年8月27日月曜日

「頼朝と重源 -東大寺再興を支えた鎌倉と奈良の絆-」奈良国立博物館

頼朝と重源|奈良国立博物館
平成24年7月21日(土)~9月17日(月・祝)


 本来の目的は名品展だったのだけれど、せっかくなので見てきました。
 いやー1品目からさすがの奈良博クオリティ。鎌倉時代の開眼会では天平時代に使った筆が使われた、とかさらっと書かれてるけど、400年以上前に使った筆が位置情報も確かに保管されててしかも使用可能な状態って凄いことじゃないの…。実際に展示されてたのは大正時代に使われたもの(天平・鎌倉で使われたものを元にして作られたレプリカ)っていうけどこれはこれで100年前のやん…。
 展示品一覧の片隅にちょろっと書かれてる

 112件※うち国宝16件、重要文化財54件

 って実はとんでもなく凄いことですよね半分以上が国宝もしくは重文、そうでないもののうち幾らかはレプリカだということを思えば…すごすぎる。

2012年8月17日金曜日

「岩瀬文庫怪談尽くし」西尾市岩瀬文庫

岩瀬文庫怪談尽くし
岩瀬文庫怪談尽くし ...
入館料無料。文字資料のマイクロ写本(コピー)の数がかなり多い。

 西尾口駅からのほうが近いのに何を思ったか名鉄西尾駅から歩いてしまって超汗だく。帰りは西尾口駅にしましたともさ。
 平日の朝一で行ったので(とは言え11時頃)誰にも会わずに(後で小学生くらいの子が来たけど)のんびりと見られました。…とはいえ展示スペースはそんなに広くない。…むしろ狭いくらい。それでも展示方法は工夫されてて、展示室(2階)までの間の壁や柱に色々な妖怪(展示品)の話の紹介が貼ってあって、これがまた絶妙な位置というか。行きは気づかない位置だけど帰りには気づく位置とか子供の目線の高さとか…凝ってるなぁ…。あと、柱には元々模様として色んな読み物の挿絵版画がプリントされてて、それも面白かった。

2012年8月7日火曜日

「マリー・アントワネット物語展」名古屋市博物館

 来年の演目発表の前から行くつもりはしてた特展(巡回展)。平日の割に人が多かったように思うので、土日は恐らく結構な人ではないかと。
 ハプスブルク家のお嬢様としてのマリア・アントニア、フランス皇太子妃・王妃としてのマリー・アントワネット、母としてのマリー・アントワネット…大体この3つの切り口からの絵画や逸品の展示、それからマリー・アントワネットこだわりのインテリアとして草花等をあしらった壁紙等の復元品・衣装(復元品・参考)・ベルサイユの写真パネル…といった構成。
 池田理代子とのコラボ? については思っていたよりもとても小規模。

2012年8月6日月曜日

九州国立博物館に行って来ました

 先週福岡市博物館のついでに九博にも行って来ました。初・九博。太宰府天満宮からエスカレーターと動く歩道のトンネルを抜けて…外に出たらガラス張りの大きな建物…これは演出効果としてもすごいわ…。しかしエスカレーターと動く歩道の助けがなかったら結構遠い距離やな…特に高低差。
 特展の内容はまた別の記事で書けたら書くとして、九博といえば展示も広いが体験コーナーも体験するのに疲れるくらい凄い、と聞いていたのでその噂の体験コーナーのことでも。

九州国立博物館 | あじっぱ
噂の体験学習コーナーあじっぱ

2012年8月3日金曜日

「幽霊・妖怪画大全集」福岡市博物館

志賀島出土の金印の実物を常設展示している福岡市博物館。前日に行った九博ではレプリカが置かれてたけども。実物の常設展示といえば母里太兵衛の大身槍も特集展示コーナーに常設で置かれているそうで…いや、もうなんかすごい豪華。秀吉から黒田長政への下賜品ってのも納得の豪華な螺鈿細工と刀身の飾りですよ。…ホンマにこの豪華な槍を担いで戦に出たんかいな…こんな豪華な螺鈿細工が血をすったんやろか…。

 そんな感じで常設もすごく見応え抜群。

 しかし今回の目的は特展。来年4月に大阪、7月に神奈川に巡回してくるらしいのでもっかい見に行きたい。

福岡市博物館|幽霊・妖怪画大全集

2012年7月23日月曜日

「発掘された日本列島2012」江戸東京博物館

「発掘された日本列島2012」展│江戸東京博物館 ほか


 2週間くらい前に見に行ったんだけど自分のメモが汚すぎて解読する気が失せてた…。そろそろ江戸博の展示期間が終わりそうなので腹をくくって自分なりの見所をメモしておきます。
 今年の目玉は静岡の堂ケ谷廃寺・堂ケ谷経塚かな? 大量の鉄製品が入ってすぐの所でばーんと展示されてた。

2012年7月14日土曜日

「浮世絵猫百景ー国芳一門ネコづくしー」太田記念美術館

原宿なんて行ったことないよー…と思いつついってみた太田記念美術館。よかった、駅から近かった…。立地がいいのか、行ったのが日曜日だったからか、かなりの混雑。普段は靴を脱いで入るタイプの博物館なのか(彦根城博物館も靴脱だよね)、シューズロッカーがあったのだけれど、この日は混雑を理由に靴のままの入館が可能。ただし畳の部分(床の間形式で軸物が展示されてる)はもちろん靴を脱いで。
 人が多かったので、あまりゆっくりじっくりは見てられなかったのだけれど、可愛いネコから化け猫まで。化け猫といっても歌舞伎の演目で、作り物の猫の首(巨大)が御簾を突き破ってくるという定番の場面が何枚か出陳されてた。
 あと、面白いと思ったのは猫(と他の物)で文字や別のモチーフを表現してるシリーズ。「かつお」という3文字になるように猫と鰹を配置したり、猫9匹?で化け猫の首を表現したり。

2012年7月11日水曜日

「浮世絵に見る江戸美人の化粧 白、紅、黒―三色の美」ニューオータニ美術館

 7/8まで開催のニューオータニ美術館の展示を最終日に見てきました。白、紅、黒はそれぞれ「白粉の白」「口紅の紅」「お歯黒と眉化粧の黒」で、それぞれについて浮世絵と化粧道具が展示されていました。
 展示品の主な所有者はポーラ研究所で、なるほど化粧品メーカー、と印象アップ。江戸期の美人画にはそれぞれの店(勤務先)や、描かれてる化粧品の店構えが小窓に描かれてたりで、勤務先が描かれてる場合はそれこそ「看板娘」で、商品扱う店が描かれてる場合は「販促チラシ」みたいなものかと。そういえばどこかの茶屋の娘が大層美人でファッションリーダーになってたとかいう話をどこかで見かけたな…芸者や遊女や歌舞伎役者がいわゆるプロで、ファッションリーダーやった時代に茶屋の娘(看板娘)となるとさしずめ読モみたいな感じだろうか。

2012年5月23日水曜日

「戦国サムライアート変わり兜」岡山県立博物館

 岡山遠征の時期にこんな面白い展示をしてるなんて…! 行かずにおれようか、無理(即答) というわけで行って来ました。後楽園のチケット売り場の前にあるんだけどみんな後楽園に吸い込まれていく…。こぢんまりとした博物館ながら、第1、第2展示室は岡山の歴史、第3展示室がこの変わり兜の特別展、第4展示室は備前といえば刀! とばかりに備前刀の展示がありました。…備前刀といえば備前長船刀剣博物館の特展もとても心惹かれるんだよなぁ…。

 そういえば後楽園までの橋の上でファジユニ着用でタオマフも帽子も装備した自転車をこぐおじさんとすれ違いました。……早くない…!?(10時過ぎ)

2012年5月21日月曜日

「吉村作治の古代七つの文明展」岡山市立オリエント美術館

オリエント美術館の名前は知っていたけれど場所までは知らず…あんな岡山城の近くにあったのね…というわけで岡山県博の次に行ってみました。
 この日は午後から吉村作治さんの講演会とサイン会があったそうで…! とても後ろ髪をひかれまくったけれどもいやいやいや岡山に来たのは試合(とファジフーズ)のためですから目的見失ったらあかんって自分…! と振り切ってカンスタに向かいました。
 その代わりといってはなんですが展示はしっかり見た…と思う。一人ではなかったので自分としてはもっとゆっくり見たかったのだけど…1時間が限界でした(´・ω・`)

2012年5月12日土曜日

「憧れのイヴニング・ドレス」神戸ファッション美術館

六甲アイランドにある神戸ファッション美術館で7月3日までやってる「憧れのイヴニング・ドレス ―パリ・オートクチュールを中心に―」を見てきました。単に綺麗なドレスが沢山見られるー…くらいの軽い気持ちで見に行ったのだけど、1時間は楽しめました。宝塚のコスチューム物で見るようなイブニングドレスから、19世紀末、20世紀、現代…のイブニングドレスやアフタヌーンドレスなどなど。
 宝塚でコスチューム物好きな人は絶対見に行って損はないと思う。グラフのお気に入りの衣装? かなんかのコーナーで、衣装の細部がアップになったりしてるけど、ホントにああいうの。スパンとかビーズとか、ホントに細かい職人芸。19世紀の白レースはさすがに黄ばんでるけれども、そんなの気にならないレベルで見応えがありました。
 あと、数は少ないけどパターン解説や型紙の販売もあったのでレイヤーさんも参考になったりで楽しいんじゃないかな。

2012年3月24日土曜日

「日欧のサムライたち ―オーストリアと日本の武器武具展―」大阪歴史博物館

大阪歴博の特展と、常設でやってる特集展示を見てきました。先に常設の特集展示の感想から。

-装剣奇賞出版230年記念- 刀装 根付 細密工芸の華
 馬の博物館で時々あるような、刀装具(特に目貫、小柄)が最初にずらっと並んでて、一々すごい。小柄を縦に使って寿老人とか、関羽とかが面白かった。関羽はやっぱり長い髭と青龍堰月刀がトレードマークなのね。
 折り紙つき、の「折紙」は刀装具の鑑定書のことで、鑑定することを「極める」というから鑑定書のことを「極書」とも言って、「極め付き」の語源がこれ、っていう説明もあって、(´・∀・`)ヘー と思いながら見てました。
 あと、大阪の出版業界では新刊が出ると住吉さんに奉納する習わしがある、ってのも書いてあって、そんな献本制度みたいなのがあったから貴重な初版が残ってたりするのねー。

2012年3月19日月曜日

「特別展 平清盛」神戸市立博物館

大河ドラマ関連で特別展開催中の神戸市博。日曜日の夕方(15時~)に行った所、待ち時間ゼロでした。…いや、市博の特展、特にエジプト系の特展だと入場規制してる時もあるからさ…ちょっと警戒してたんだけども。
 なんというか、私は門外漢すぎてよくわからないものばかりが並んでいたような…。平安時代末期に詳しくないのと、平家一族の名前とその系図が頭に入ってないとホントに良くわからん。家系図も途中で出てはくるけども、よくわからない(´・ω・`)

2012年2月26日日曜日

「百段雛まつり 京の雛物語 at目黒雅叙園」目黒雅叙園

建物自体は見てて楽しい不思議な作りの建物でした。内装もスゴい…けどこの内装の華やかさが雛人形の「雅」とあうかといえば私はそうでもなかったと思う。部屋の装飾がやかましすぎる。

2012年2月25日土曜日

「宮廷衣装の美~切手で旅する「雅」の世界~」ていぱーく

ていぱーく、という博物館の存在自体知らなかったのですが、初めて行ってきました。
まず驚いたのは入館料110円(大人)! 安い! まぁ色々値段の理由はあるのでしょうが、この値段であんなけ遊べたら価値あるわー…待ち合わせしてる間にも親子連れが何組も入っていって、コンスタントに親子の訪れる博物館ってええなぁ…

2011年10月30日日曜日

「第63回正倉院展」奈良国立博物館

 朝一(とはいえついてから年間パスの更新とかしてたから結局並んだのは10時前)で行ったものの、入場待ち時間45分でした。開幕二日目ならまぁそんなもんか…。11時頃になると入場待ち列はずいぶん短くなっているので、意外とこの昼前って時間は狙い目なのかも。団体さんは朝一が多そうなイメージ。
 しっかし45分も待って入場して、中はものすごい混雑で、展示ケースの前で品物を見られるのはせいぜい半分もあれば上等で。…まぁ気長に気長に一々あってないような列に並ぶなら全部一番前で見られるんだけどさ。そんな…そこまでする気力はないわ…。
 今年の一番の目玉(だと思う、図録の表紙にもなってるし)の金銀鈿荘唐大刀を間近で見るためには展示室内で更に明確な待機列がありましたよ…そしてガラスの前では「立ち止まらないでください」……うーん…どうなんやろね。普通の博物館が普及のために収集・展示してるのとは根本的に異なる「宝物を見せてやってる」展示な訳だから、ひと目見られるだけでもありがたいと思え、といわれればそのとおりなんだけど。公共財というよりもある意味、私物な訳だし。だから結局、博物館で実物を見て、サイズはなんとなくつかんどいて、後は図録で細かいところを見る、って感じかなぁ…正倉院展って。
 それはさておいてもこの大刀の鞘の装飾はすごかったですよ。ちっさいガラス玉の装飾がほんとに細かくて。柄部分の鮫皮(エイ皮)もものすごい残りがいい…ほんとに聖武天皇の時代か…? って思うくらい。江戸時代の刀の柄の鮫皮とおんなじかそれ以上に綺麗やで…。