高校サッカーを経験したひとたちにとって、国立ではない、憧れの「聖地」がある。全国各地にあるそうした「もう一つの聖地」では、今も昔も様々な名勝負が繰り広げられ、物語が紡ぎ出されていく。そうした「熱闘」「物語」を演じてきた海外組&Jリーガーたちがそれぞれの「聖地での物語」を語る―。フロンターレの楠神順平が滋賀県の「聖地」として皇子山を挙げてくれてたので読んでみました。まだ皇子山しか読んでないのですが。
こういった人にまつわるアソート的な本は中身の1本1本が短かったりして、それが美味しい所どりばかりであってもなんかこう…読み応えがないなぁ…と思う事が多々あるのですが。今回はあえて47都道府県全部取り上げるようなことをしなかったのが逆に1本1本の厚みがあってとても良かったと思います。皇子山にまつわる話も、野洲の草津東へ挑む歴史(というと大げさだけれども)やあのセクシーフットボールを思い出してきて…いやしかし皇子山を風光明媚な競技場というのはいささか褒めすぎではないかと。そりゃ確かに立地は景色の良いところかもしれないけれどいうても皇子山やで…と思ってしまうというか。
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