2012年2月26日日曜日

「百段雛まつり 京の雛物語 at目黒雅叙園」目黒雅叙園

建物自体は見てて楽しい不思議な作りの建物でした。内装もスゴい…けどこの内装の華やかさが雛人形の「雅」とあうかといえば私はそうでもなかったと思う。部屋の装飾がやかましすぎる。
 確かにスケールは大きい展示ではあったけども、説明は最小限…にせざるをえない感じ。展示スペースに対して物が多すぎる。ごちゃごちゃぎっしりしてるから説明を置く隙間がない。これは建物の内装のやかましさとも相まってるんやけど、「ええもんやからどんなに集めてもええやろ」っていう雰囲気というか。私は「ええもんは一つだけ置く」の方に風情を感じるからやかましすぎると思うんやろなぁ…
 あと、お内裏様とお雛様の並びがほんとにバラバラ。何か意図があっての左右なのか…大体は向かって右にお雛様やけど同じ部屋の中でも一つだけ並びが逆(上方仕様)やったりもして…京雛やったらそうなのかと思いきやどうもそうではなさげで…謎。
 まぁなんだかんだ言ってますが、それぞれ単体で見る分には建物も見応えあったし、エレベーターの蒔絵もすごかったし、雛人形もよくまぁこんなに集めたよね、と思う展示でした。でも雛道具は彦根城博物館のがええもん持ってて毎年この時期に展示してくれてるなぁ、とも思いました。

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