2012年9月2日日曜日

「ヴェネツィア展」京都文化博物館

 面白かった! 絵画が多いけど、街並みの景観図とか、地球儀とかコインとか…完全手作業のシャンデリア(めっちゃデカい)は好みかどうかと言われれば私の好みではないけれどとにかくすごかったですよ。かけられてる保険金物凄いんやろなぁ…(そこか)
 どうでもいいけど鼠海のゴンドラあたりはほんとに景観再現してるな…と思いましたよ。

 地球儀はルイ14世に贈られた直径4メートル物の小型版…らしいけどこれも直径1メートルはある…南半球はよく見えなかったけど(足下だし暗かったし)日本は本州四国九州まではそれなりに形がありました。北海道はサハリン樺太とくっついてたけど。細かい文字があったから(読めなかったけど)時代的に石見とか佐渡とか堺あたりは地名が書かれてるのかな。
 絵画で面白かったのは三世代の女、とかいうタイトルのやつ。真ん中に妙齢の美女、手前に老女、奥に若い娘…のだいたい横顔が並んでるんだけど、その奥にもひとつ顔がある((((;゚Д゚))))ターバンを巻いたもう一つの顔…っていう説明がなかったら気づかなかったけど気づいてしまったらもう後には引けないこの…不気味な顔の一部はなに((((;゚Д゚))))
 あと、油彩画が多い中に突然テンペラ画が入るとその鮮やかさにびっくりするね。そんなに制作年代ほかと比べて新しいわけでもないのにすごく鮮やか。
 街並みというか、建物の構造ジオラマで泥濘地に杭を打ち込んだ上に柱をたててる様子が解説されてた。

 最後に映像コーナーを置いてるのは、入り口に置くよりも客の流れという意味ではいいけれど(入り口に置くととりあえずみんなそこで止まる)、映像に出てきた作品をもう一度見に行こう、っていう感じになるのがなぁ…フロアまたいでるし。映像コーナーって扱い難しいな…

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