2011年9月27日火曜日

「日本人なら知っておきたい日本文学」蛇蔵・海野凪子

日本文学上の有名人である「清少納言・紫式部・藤原道長・安倍晴明・源頼光・菅原孝標女・鴨長明・兼好・ヤマトタケル」の9人について、一般にあまり知られていない人物像をマンガで紹介します。笑ったり共感したりするうちに、古典そのものに興味がわく教養コミックです。
 教養コミック…てのがどの程度の「教養」を指すのかはまぁ置いといて、サラっと読めてサラっと面白かったです。
 特に冒頭にも出てくる吉田兼好の「最近凝った名前多いよねぇ…難しい字を使えばいいってもんじゃないよ」とか、著作の中でも現代にも通じるような部分が、通じるような言葉を使ってピックアップされてるので親しみやすいです。これ見て、原文はどうなってんのかな、と思ってあたりに行く人がいたらそれでもうけものなんじゃないかなー。いやほんとわかりやすい。続編でないかなマジで。

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