2009年12月26日土曜日

『アンタッチャブル THE NOVEL』橋本 裕志

ある事情から一流出版社を追われ、不本意ながら三流誌『週刊アンタッチャブル』に籍を置くことになった女性記者・鳴海遼子。有名人のスキャンダルやセンセーショナルな事件を追うことになった彼女が、誰からも望まれていない使命感や粘着質な性格から、事件の裏側にある真実に気づき、深い闇へと迫っていく…。鳴海遼子の特異なキャラクターもおおいに話題となった人気ドラマ「アンタッチャブル」をノベライズ化。
 ドラマは第2話しか見てなかったんだけど、面白そうだなぁとは思っていたので活字になったと聞いて買ってみました。…面白そうだと思ってもドラマは見ないのが私らしいですね。毎週決まった時間にテレビ見るとか絶対出来ないわ…。なんで第2話だけ見たって作家役で出てきたのが京様こと京本政樹だったからですよ! …ええ、職場でもそこそこ有名な『好きな俳優は京本政樹』というワタクシ。…いや、マジで。

 で、買ってはみたんだけども、どーも…なんつーか、読みにくい。何でだろうなぁ、と思ったら作家というか、書いてる人が脚本家。…あーなるほど。文体がそのまんま、脚本を手直ししました的な感じ。所謂『神様視点』は別にどうでもいいんだけど、去りゆく車を見送る姿とか、泳ぐシーンとかががみょーに説明的。いやいやいやそこまで具体的に描写せんでも、と思った。…そんな訳で多分慣れるまで相当読みにくいんじゃないかな…でもさらっとした文庫本だから慣れる頃には読み終わっている気がするよ…。
 って酷評してばっかじゃアレなので。
40代半ばとは思えない若々しい顔立ちをした美男子。肌の白さと豊な髪が、どこか中性的なイメージを抱かせる。
 …って記述に思わず吹いた。…ええ、第2話の芥川春彦の登場シーンです。…そう、京様だよ! つーか京様…若いからなぁ…前にいいともで年男宣言してはったけど…当時で36…んな訳はない! 48…? と言うことは今はもう50代突入な訳ですよ。…あの人のテロメアは一体どうなっているのかと。あ、でも親戚筋の小池徹平もいつまで経ってもカワイイままだからきっと行く末はそういう…年取りにくい顔なんだろうな。
 しかし前の職場では昼時にいつもテレビでいいともが流れていたのだけれど、別の職場にいる友人(彼女も京様好き)と二人で『年男!?』『つまり12の倍数ということで…36か…』『いやいや落ち着け私ら、36ではないやろ』『となると48? いやいやいや』…メール越しにとても お前ら二人とも落ち着け な会話が繰り広げられた訳ですよ。…ホントに落ち着け私ら。
 それにしても好きな俳優は? と聞かれて京本政樹と答えると十中八九…いや、8はないな…は絶句されるとはこれ如何に。

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