2012年1月5日木曜日

雪組『インフィニティ』(バウホール)初日

なんか色々合って見られることになって行って来ました。引換にしっかり風邪引いたけど自業自得の4文字が喉に痛いです。
 とはいえ、急なことでオペラを持ってなかったので全体ぼんやり(と一部)しか見られていないのでそういうざっくりした感想です。多分。

 とりあえずカテコのメモから。

 カテコ1回目で前方端の一部の人がスタオベしかけてたんだけど、全員立つ前に幕が開いたのでまっつが「あ、どうぞお座りください」と。スタオベ座らせた…!
 音楽かかってすぐにヒメ(だったと思う)と朝風とあゆっち(のハズ)がモーニング娘。のラブマシーンにあるようなフリ(伝えにくい)を始めてそれがコマに波及。コマが「これやるの?」っていう顔をしながら踊り出したらそれが全体に波及。

 カテコ2回目からはスタオベ。で、拍手が鳴り止まないもんだからまっつがいいとも締めをやろうと…したんだけど…! タイミング合わなくてうまくいかなかった…残念。まっつも「私のやり方が悪かったですね」とかなんとか。最後に「明日からも見に来てくださーい!」と全員で声を揃えて言ってたんだけど、どうせならここは「明日も見に来てくれるかなー?」にして欲しかった。無理か。
 カテコ2回目は音楽かかってヒメ(と朝風あゆっち)が上手端(多分端っこが夢華さんでその隣は天月くん)に向かって「両手を上げてジャンプ!」みたいな仕草をしてて、それに反応した端から順にジャンプウェーブが起きてました。下手端っこ(橘くん)まで行ったら今度は意図を察したのかキングあたりまで混ざって「返してこい!」みたいな仕草をして、今度は逆側からジャンプウェーブが起こってました。

 カテコ3回目でも拍手が大きいから、まっつが「今日は千秋楽ではありませんので」「拍手は満遍なくいただければ」みたいなことを言ってました。
 今度もヒメが両隣のコマや朝風が手を叩いてるフリをしててもお構いなしに手を振るフリをしたり…フリーダム…! 反対側(下手側)でカリさんとかあっきょんも何かしらしてるのに全くそっちに目が行かないヒメ様すげぇ。
 最後に幕が下りるまで頑張ってしゃがみ込むキング男前。

 そういえばパレードというか、香盤の下から順にひとりずつ中央の台から降りて真ん中で挨拶して左右に交互に並んでいくのですが、やはり上級生になるにつれて自由度が上がるというかなんというか、朝風くんは「あ、お先に」みたいな感じで前に出たものの、お辞儀した後は指を日本こめかみのあたりで揃えて…なんていうかこう…「ちゃっ」っていう(通じない)仕草を。同じ仕草をコマは両手で右に左にとしてました。ここでもヒメはフリーダムでした…。

 で、中身なんですが。
 初日なんで最初はとっつき方がよくわからなかったんだけど、2幕になる頃にはすっかり引きこまれてて…幕開けのコーラス以外は特に耳福な公演だなーっていう意識はなかったです。
 まっつのカッコいい面はそりゃぁそればっかりしかないんだけど、私は敢えてのマッツマハラジャを一番押したい。アレは素人目に見てもとてもいいまっつなのではないかと思うのですよ。あの気だるげな王様まっつ。すっごいいい。
 他に言うことないのかと言われそうだけど他の場面って大概が圧倒されててぽかーん…だったというか。

 コマが舞台上に一人で歌ったり(セーラー姿で)してほんとに目立つ。でもってコメディも担当してる。特にマッツマハラジャ(話が戻った)。あっきょん天月を従えての従者の歌はほんとに面白かった!
 コメディといえば、なぎしょの関西弁! なぎしょの関西弁初めて聞いた…。他に無いんかと言われそうだけど追いつかないんですよ見る所多すぎて。

 カリさんがほんとにエロカッコいい。アメリカでいきなりピンスポ浴びてタップ踊ったかと思えば娘役と組めば途端にエロいしリフトは相変わらず上手いし(今回も2~3箇所くらいかな?それぞれ違う形で回してる)、ていうか女装もあったし。
 フィリピンで「フラワー:煌羽レオ」ってあってフラワーってなんぞ、と思ったらパピヨンなぎしょを誘惑する花でした。赤い。毒々しくはないけどなんかごつ(ry それはさておき。
 個人的にカリさんが一番かっこよかったのはハイチの黒い炎でした。赤い炎の沙月愛奈ちゃんの踊りっぷりもスゴいのだけど、ここは二人以外が白い衣装で、ゾロアスター…とは違うんだけど、拝火にも似た宗教的な感じがする場面で、最後に白い人に抱え上げられて抱きあう黒と赤の炎がなんていうかすごく…絵になる。

 カリさんがそんなエロセクシー担当(語弊)の横で、反対側にいるあすくんは割りといつも可愛い…っていうか、パレードでも後から降りてきたるりちゃん(のはず)と手をとりあってクルッと回ったり、そりゃフリとして同じフリをしている所はあるのだけれど…濃厚さはなくて、アメリカでセーラー姿で女の子ときゃっきゃしてるのとかすごく爽やか。
 しかしキングとまなはると3人で韓流をやったシーンはなんていうかこう…口角上がるのを止められませんでした。みりおの月色男子とか宙のアレとか…うん…なんか…こなれた感がなくて…キザりの方向性とか。なんかまだ見てるこっちが恥ずかしいわー! ってなりました。明日以後のこなれた感じに期待。

 でもって朝風くん。今回のメンバーで一番大きい(よね?)朝風くん。まぁ目立ちます…よ。大きいし、なんかギラギラしてるし。アメリカではセーラー姿で女の子とすっごいイチャイチャしてるしw
 そんな朝風くんの見せ場は1幕のイギリス。戴冠式の司祭できんぐに王冠をかぶせるんだけど、それまで司祭姿で舞台奥に一人立ちでソロ! エルガーの威風堂々のメロディで…初日だったからまだ硬いのかなー…と思ったけど安定の歌うまでした。にしてもただでさえ大きいのに司祭帽で更に+30cm…でかい…。

 あと、フィナーレは日本で、荒城の月みたいな(アレンジ?)曲にあわせての黒燕尾だったんだけども、人数はそりゃ10人(+まっつは既に舞台上)で少ないんだけど、それでも舞台奥の一段高い所にずらっと10人黒燕尾が並ぶとそらもうカッコいいですよ。カッコいいとしか言えませんよ。
 ここのゴンドラの唄の一番最後の歌詞「今日はふたたび来ぬものを」がなんかすごく…ぐっとくるというか。3.11で一気に変わってしまった日常とかそういう大きなことではなく、「今日という日」が唯一無二であることが、私の小さな世界でもすごく心に響いた歌詞でした。

 言い訳するならオペラ持ってなかったんですよね。で、ほぼ最後列だったもんだから…顔認識も奥にいると怪しいっていう…(´・ω・`) ほぼ動き認識(それもどうか)だと男役は割りと見分けつくんだけど娘役は正直ヒメとあゆっちくらいしか…なので次はちゃんとオペラでしっかり見ようと思います。

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