第91回天皇杯 決勝 京都2：4東京

　負けた事は素直に悔しいです。
　でもそれ以上に、ここへ連れてきてくれた選手らを誇りに思います。凄く幸せな元日でした。
　負けた悔しさというより…なんなんやろなぁ…ただただ嬉しくて泣いた気がする。

　東京は強かったです。後半こそ少しはペースつかめたかな、と思ったけど、鹿島相手に通ったパスも繋がらず、横浜なら追いつけたランに追いつけない。
　でもさ、そんな1：4の状態で投入されたゆーやがホントに、すかさず「仕事（得点）する」ってのがね。ホントなんなんこの高校生…！　そりゃ負けてる状態で途中交代のFWが求められる仕事なんて決まりきってるけどさ、それをしっかりやってのけるところがもう…なんなんすかね、彼は。末恐ろしすぎるやろ。選手紹介の時やら、交代で入った時のゆーやへの東京サポのブーイングは聞いてて心地よかったです。二種登録やのに、しっかり脅威認定されてるゆーやが頼もしくて誇らしくて。
　もちろんゆーやだけじゃなくて、福ちゃんなんて、福ちゃんがここまで頼もしく思えるようになるとは（失礼だけどホントの話）…
　ミヤがゴール裏に挨拶に来たとき、深々と頭下げて暫く上げんかったんやけど…胸張ってや！　準優勝やで！
　なんつーか、工藤が復帰してからのこの成長速度…って言ってしまうとなんか違うけど、勢いってほんとハンパない。若さ、の一言で括ってしまうことは出来ないと思うけど、でもこの若さと、天皇杯躍進で経験したJ1との対戦経験とか、大舞台とかはきっと来シーズンのリーグ戦に活きてくると思うし。

　つまるところは来年J2無双してくれよ！　っていう。

　ホントに年またいで1/1までシーズン続くとか思ってなかったしね。
・昇格逃して
・J2なのに19位まで落ちて
・ラスト10試合ほぼ無双して
・終わってみれば7位で
・チーム得点王は高校生で
・天皇杯でJ1チーム3つ倒して
・天皇杯準優勝
　…去年の自分に言っても信じないことだらけやわ。ほんっとに、昇格逃したこと以外は言うことのない（多分）とても楽しいシーズンでした。

　…なんだけどさ。

　いやーもう女子の試合前から表彰式終わるまでコレオの準備でバタバタしきりでさ！　国立のあんな高い席まで登ったん初めてやで。
　アイナックの得点も…高瀬のしか見てません。高瀬のは見られた辺りが強運でしたが、ほんっとにリーグでは活躍の場面があまり…無かったように思うのですが…凄い綺麗なボレーやった！

　そういえば前半途中に割と大きな地震があったそうで…飛び跳ねてると「なんか足元揺れてるー？　けど飛んだら揺れるよーなスタジアムもあるしなー…ま、ええか」………よくないよ。よくないけどそんな感じで跳び続けてました。座ってるとよく感じたそうですが。