2012年8月6日月曜日

九州国立博物館に行って来ました

 先週福岡市博物館のついでに九博にも行って来ました。初・九博。太宰府天満宮からエスカレーターと動く歩道のトンネルを抜けて…外に出たらガラス張りの大きな建物…これは演出効果としてもすごいわ…。しかしエスカレーターと動く歩道の助けがなかったら結構遠い距離やな…特に高低差。
 特展の内容はまた別の記事で書けたら書くとして、九博といえば展示も広いが体験コーナーも体験するのに疲れるくらい凄い、と聞いていたのでその噂の体験コーナーのことでも。

九州国立博物館 | あじっぱ
噂の体験学習コーナーあじっぱ


 対象年齢は小学生くらい。だけども大人でも楽しい。平日に行ったのでガラガラなのをいいことにあれこれ見て回ってました。
 靴を脱いで入るタイプだから、中で更に板の間に上がる時に脱ぐより効率的。
 アジアの国のコーナーには地球儀が1個ずつ置かれてたけど、特にその国の位置にマークがついてるわけではなかった。けどこのほうが、保護者と一緒になってこれはどこにある国かなーっていうのが出来るからいいのかもしれん。
 アジアの面白いお面とにらめっこしてみよう、のコーナーでは敢えて壁際展示ケースにカーテンをつける演出。一々捲って見ないといけないんだけど、そのほうがインパクトだとか、隠されてる(それもこれみよがしに)方が子どもには興味を抱かせるのかも。
 興味といえば、展示道具(展示台など)の紹介もしているらしいコーナーがあったり(この時はロープパーで区切られてた)、キャプションの横にあったりする「撮影禁止」のマークも、捲って見られるようになってたり(めくったところには「写真はとらないでね」の文字)で子どもに博物館のルールというか、博物館でよく見られる記号についても身近に思ってもらえるような工夫がされてた。
 これは並の博物館ではできんな、と思ったのは、ガラス張りの階段(2段くらい)の、足で踏む部分が強化ガラスになってて、そこにも遺物が並んでた事。階段が展示ケースというか、展示ケースが階段というか。少し段差も大きくなってるから背の低い子どもは手をついて登るかもしれん、となるとケースに手をつくのと同じで中がよく見える。普通のケースだと背が足りなくて上から見られないことを思うと、画期的だなぁ…と思った。けどなかなか…遺物の上を(いくら強化ガラスごしにとは言え)歩かせる、っていうのはなかなか…決断として出来ることではないなぁと思う。足元に出土状況復元している所は時々見るけど、展示ケースという形で階段を使ってるのは目から鱗。
 それからアジア各国のボードゲームがあちらこちらに置かれてて、囲碁や将棋や中国将棋。チェスもあったかな…。
 スタッフの数が多いので、ゲームのやりかたも、それ意外の体験も、わからなかったらどんどん質問できるし、スタッフもそのへん心得てるのかどんどん声をかけてきてくれる。小さい子どもならここで半日くらい遊べるかしれん…しかもここは入館料かからないエリアっていう…さすが国立博物館。

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