2009年11月3日火曜日

四季を楽しみすぎる

 某漫画のネタではないけれど、日本人はホントに365日イベント大好きだな! と思う。いや、楽しいんだけどさ。特に秋~冬にかけては楽しみすぎだろうと思う。
 夏休みが終わったと思ったら秋には『読書』『芸術』『スポーツ』『食欲』と色んな代名詞を詰め込んで、ハロウィンもいつの間にか定着の兆しを見せて…ハロウィンが終わったら今度はクリスマス、それが終わったら息つく間もなく大掃除して年賀状出してお正月、成人式、卒業新入学シーズンでGW、梅雨という中休みを挟んでもう夏休み…怒涛のイベント年間ですよ。つーか日本人ほど宗教に関しておおらかな人種もいないと思う…よ…。そもそも土着の信仰(宗教という哲学的なものではなく)に色々な物を次次に受け入れて成り立ってきた文化的土壌がそうさせるんだろうね。
 妹とちょっと喋っていたのだけれど、理系文化圏と文系文化圏があると思うんだ。インドとか、エジプトとかは歴史的に理系(数学系)文化圏だと思うのですよ。それに比べて、日本とか、中国の大河流域とかイタリアとかの地中海世界は文系文化圏というか。気候が温暖で、農耕主体でそんな必死になって食糧自給に力を入れなくてもある程度纏まった収穫が、毎年一定の時期に約束されてるような所では、精神的な充足を求めるから文系文化が発展しやすくて、逆に気候が厳しかったり、農耕には不向きな所だと、農耕主体生活に比べて計画性が大事になってくるからより実用的で合理的な理系文化が発展していくんじゃないかな…と。
 日本はそれにプラスして、島国で『言葉が通じない相手』というのが基本的に存在しない訳で、どんなときでも(わかり合えるかどうかは別として)言葉は通じる訳ですよ。話し合いという手段がいつでも簡単に、通訳が不要だから、間に介在する意図とかもなく、出来た訳で。だから「穏便」な手段ってのが比較的取りやすい土壌が育った結果がこの許容量の大きさというか、おおらかさなんじゃないかな…と。
 あと、言葉が通じない相手からいきなり何か差し出されたらそりゃ拒否するとは思うんだけども。日本の場合、とにかくクレクレで隣から色んな物を貰いまくっていたから、貰う事に慣れすぎてるとも言えるかもしれない…。色んな物を次次に貰って、どんどん飲み込んできたその柔軟性というか。
 で、結局日本人は四季を楽しみすぎで、多分もうロフトはクリスマスモードなんじゃないかなと思う訳ですよ。クリスマスケーキの注文も既に始まってるしね。
 今年は自分が食べたいからアイスクリームケーキを注文しようかと思っています。…意外と食べた事の無い友達がいたので過去に注文したアイスクリームケーキ。スポンジの部分が全部アイスクリームなのですよ。…私は結構好きなんだけどもね…。

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