先週末から始まった安土城考古博物館の春の特展『導水施設と埴輪群像から見えてくるもの―古墳時代の王権とまつり―』を見に行ってきました。
展示の前半は導水施設。家型(屋内に導水設備を持つ)埴輪の展示。真ん中は古墳の張出部分での祭祀(導水施設埴輪)で後半が埴輪群像。あれだけずらっと埴輪が並ぶと結構威圧感というか、おおっ、というか。一体だけ馬型埴輪で色合いが違うのが後ろの方に鎮座してるのがちょっと浮いて見えた…お仲間は別のケースの中にいたようだけど。
何が一番だったかと聞かれて「角型の容器(盃もしくは笛?)を背負ってるアレ(井辺八幡山古墳出土武人埴輪)」と答えたら「アレ、自分とこの大学のやで」と言われてしまいました。…え、大学の博物館にあったヤツ!? 無意識に手前味噌所か知らんかったんかいというレベル…しかも図録書いた人もウチの大学出身者でずらっと固められていたらしい…と昼ご飯食べながら貰った図録を捲りつつ話を聞いていました。
特展展示スペースの構造上仕方ないのかも知れんけど、中央のステージ展示は奥の壁に文字パネル貼られるとホントに見えないんだよね、文字が。しかも意地になって読んだら実はそんなに大事な事は書いてないという…ものっすごい眉間に皺寄せて読みましたけども。

とりあえずの目的は達したけどその後の予定は未定だった所…今からなら現説間に合うよ! と力説されたのでそのまま東近江に向けて出発しました。現説ネタはまた別の記事で。
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