
ええ、ご多分に漏れず雨でした。まぁ小降りだったからマシかなーと。
上の写真は去年の7月の現説でもお目見えした桐文銅製紐金具。今日も現説だからアクリルケースなんて野暮な物には入らずに展示台の上に向き出し。現説はこういう、生の姿で見られるのがいいよね。今月頭の相谷熊原の土偶はアクリルケース越しだったみたいだけど(虎ファンキー行ってたから行けなかった)。
この桐文銅製紐金具は7/17~安土城考古博物館で開催される夏の企画展で展示されます。佐和山の遺物は他に彦根城博物館で開催される夏展と、滋賀県埋蔵文化財センターで開催される夏展でも展示されます…要するに分散するってことですね…取り合いですよ取り合い。
なんせこれまでのまとめの地元向け説明会なので、去年7月のこの金具、3月にやった時の硯や鞴の羽口も再び展示されてて、更に追加がいくつか。その中でも可愛いのがコレ。

調査成果自体は月曜日以後にまた保護協会のHPからDL出来るようになるのでそっち参照。
というかホントに、昨日の晩からの凄い雨でピットも溝もタダの水たまり。排水ポンプが目詰まり起こす位には水がたまってた。結構な深さまで残ってたらしい井戸も…ええ、水面がほぼ遺構面という…。ざんねん(´・ω・`) もう週明けから埋め戻しなんだよね…調査終わったから。
場所が場所だけに埋め戻されてたけど、本町筋の道を断ち割っての調査も行われたとのことで、400年前の本町筋は今のアスファルト面より70cm下に150cm幅程度であったらしい。その後江戸時代頃になって盛り土されて拡張され、近代以後にさらに盛り土されてアスファルト舗装が行われたとのこと。…道の位置はずっと動いてないのか…だからこの道に隣接してる調査値の不揃いの柱穴(田んぼになる時に大部分が削平されて浅くしか残ってない)の建物も道に対して平行に並ぶ…ハズ。
まぁなんにせよ、佐和山の現説は全部雨っていう…誰だ雨男! もはやネタ状態。今年も10月の鳥居本宿場祭でこの辺の遺物は展示されるかもー…かも。
仕事しない宣言みたいなカッコしてた割に結局後かたづけまで手伝ってシフォンケーキ貰って次の目的地へ。なんだかんだで佐和山の現場には回数来たなあ…このプレハブに来るのも今日が最後か…という感慨も……全く無かった。…そんなもんだ。
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