2010年3月30日火曜日

花組『虞美人』@宝塚大劇場

去年の花組テサギと宙組カサブランカのDVDとシャングリラの舞台写真(梅田先行販売以外)を買いに行ったんだけども…平日って…ホントに席空いてるのね…2階席1列目がまだあったから、初、2階席してきました。うーん…サイドよりだったから橋部分が見えにくいのな…それ以外は特に支障なし。今日はオペラグラスも持って行ったしね!
 シャングリラの舞台写真は…ええ、わかりやすく海・氷・雹…と大ちゃんを買ってきました。が、どーも買い漏れがある気がしてならない。店頭ラス1だったのもあったから、多分もっとあるハズ。ピンは多分、一通り全部チェックしたんだけども…。
 以下、虞美人感想っぽいの。今横でテサギのDVD再生しながらだから記憶が混ざるよーな気もするけど。

 ゆうさんこういう…『王様!』っての似合うなぁ…前がテサギだったから余計にデジャビュ…。えりたんも同じく前回の大長老のあの超ど迫力演技が念頭にあったもんだから…第1幕のあのちょっと気が抜けた感じの劉邦が…こう…言い方はアレなんだけど、所謂ギャップ萌え。いや、ホントにあの1幕最後のだらっとした「はぁ~めんどっ」って所、実は凄い好き。
 で、みつる。テサギの時、祐飛さんと同じく原作ドラマから好きだったキャラを演じてた…という意味で追ってた人。ホゲが祐飛さんじゃなくて、サリャンがみつるじゃなかったら多分今私は全く違う人を見てたと思う。そんな訳で今回のみつる(衛布)は何て言うか、若干(若干?)人でなしな感じ。ある意味一番『男』だったやうな気もする…。
 じゅりあは相変わらずこういうヒス演技すごい…。テサギのセームの印象が強いんだけど、ホントに、気の強い女性の演技が凄い…。
 あと、2幕の頭だったか、ゆうさんが高いところに乗って前に出てくる場面(シーサー?)があったんだけども…右手はしっかりと掴まっていらっさった…そういや高いところは苦手とか…。
 んで、トータルして…泣けなかった…よ…。あれ、これって泣く話だっけ? 項羽が『私は一度も、誰も裏切らなかった』と言う所とかは…なんだろう…物悲しさとは違うな…上手く言えないけど、こう、やるせなさに分類されるような悲哀が感じられたんだけど、でも泣けなかった。虞美人に感情移入出来んからかな…いや、宝塚のヒロインに感情移入出来る事ってそうそうないけど。シャングリラで泣いたのは多分…美雨に泣かされたのではなく海と氷に泣かされたよーな…。
 構成で、冒頭が劉邦の臨終シーンから入ってたから余計にそういう…私的涙要素が無かったのかもしれん…。あと、呂夫人がもの凄い気が強くて、こっちの方に持ってかれたから虞の一途さが響かなかったというか…。そんな感じで、後腐れがなくさらっと終わったよーな…。
 あっでもフィナーレでのゆうさん(とあやねさん)の早着替えがマジで凄いと…特にまゆさん。何回替えた? 衣装→スーツ1→スーツ2→衣装(+羽)…かな? …そんな早くにぱっぱっと替えられるものなのかあの衣装…?
 んで、やっぱ組が違うと雰囲気違うなぁ…と。客席の雰囲気も違う。そんなに回数行ってないけど何となく違う事だけは解ったよ。で、次の大劇場はトラファルガーまでお預け。…お預けだよ…? 月組は行かない…よ…多分。たぶん。

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