2011年8月1日月曜日

「4ページミステリー」蒼井 上鷹

 「小説推理」で好評連載中の「2000字ミステリー」を、一挙まるごと5年分、60編収録。各話は原稿用紙5枚分というお手軽な長さなので、通勤通学の車内でちょこっと開くのにオススメです。短くても、伏線やどんでん返し、ミスリードの仕掛けありで、これはオイシイ!
 よくまとまってる。4ページだからさらっと読める。それでいて焦点はぶれてないというか、ちゃんと意図するところがかかれてると思う。そういう意味ではすごく完成度が高いと思う。
 が、反面、4ページだからもちろん話の背後とか起承転結がなくて(承結か転のみ)、ほとんどが読み返さないとよくわからない。「その後」が解らないから後味の悪い話が多いように思う。
 ぶっちゃけ「意味が分かると怖い話」の長い版、みたいな感じ。

0 件のコメント:

コメントを投稿