2011年8月15日月曜日

「あの世・妖怪-闇にひそむものたち-」城陽市歴史民俗資料館

 初めて行ってきた城陽市歴史民俗資料館。文化パルクの上。近鉄から毎日のよーに建物は見てた頃もありました(通学路)が、行ったのは初めてです。
 文化パルクの中、ワンフロアのうち、プラネタリウムの横なのでスペースとしてはかなり狭い。けどその狭いスペースにぎゅっと詰め込まれてました。常設の方は通路も広めだけど、特展の方はほんとに狭いスペースにパーティション入れて詰め込んだなーという印象。
 …ほんとによくこんなけ面白いもん詰め込んだよね。同じテーマでもっと広いとこでやっても主力になるよーなモノ(つまり大物、有名所)が多い。
 たとえば民博の化物絵巻(図鑑的なやつ)や、京都府立総合資料館の化物絵巻(妖怪の嫁入りのやつ)。特に後者はあちこちで見かける気がする。花嫁の醜さを褒め称える場面とか(妖怪は人間の目から見て醜いほど美人、という設定)。
 それから京大図書館の稲生物怪録絵巻も部分ではあるけど複数シーン展示されてた。頭から赤子が這いだしてくる所は図録には載ってないけど現物は展示されてた。
 草子の体裁だと鳥山石燕のとか、浮世絵では月岡芳年のも並んでた。
 これはwwと思ったのはカッパの模型。模型って! いやしかしグロテスクやな…カッパっていうと可愛いとか愛嬌があるとかいうイメージが強いけど、これはグロテスクやわ…
 それから民博の地獄絵図が何点か。これ、色鮮やかな分だけものっすごいインパクト。今でいうスプラッタというか。炎の赤と、血反吐の赤黒さがすごく強調されてる。地獄の恐ろしさと同時に娯楽性の側面も確かにある…。
 幽霊図も何点か(軸物)あって、真っ赤な人魂からふーっと幽霊が現れてるのとか秀逸やなぁ…と。
 最後に、私的いち押しなのは図録には載ってないんだけど、白骨と美人図っていう軸物。その名の通り、美人の横に白骨が描かれてるの。全然意図するところは違うんだけどボードレールの詩を思い出した。

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