副題:体力の無さには定評があります。
さて、昨日書いた通り、朝っぱらから飛鳥へ行ってきました。京都から橿原神宮前行きの急行に乗る…って事は単純に始発から終点まで乗るって事ですよ。当然のように爆睡。頚が痛い。飛鳥資料館に着いたのは開館15分前だったのですが、既に100人を越える列が。まぁたった100人の列なんですけどね。駐車場にはここぞとばかりに休日1000円の恩恵にあずかったんだろう香川とか静岡とかいうナンバーの車が。
展示そのものはですね…こんなもんか、位のかる~いノリですね。フロアの案内の人、バイトだから多くを望んだって仕方ないんだけど、注意点ばかりを繰り返して説明は一切無いというか。「青龍は舌の部分以外は泥に覆われています、ご了承下さい」と繰り返し言われてもねぇ…それって了承を得るような事かなぁ、とさえ思ってしまう訳ですよ。図録は青龍については詳しく書かれてたけど、白虎についてはスルー。…まぁ2回目? だから仕方ないのかも知れないけれど、過去の図録の該当部分再録とかでもいいから、何かしら触れておいて欲しかったです。だって表紙は『白虎・青龍』なのに中身ほぼ青龍オンリー。
実物の青龍はそんな感じで舌の赤い部分が若干見えるかなー程度です。よーっく見れば前足の爪も薄ぼんやりと見えるけどもそれ以外の部分は無理。…や、時間かけてしっかり見れば見えるのかも知れないけどあの短時間とあの光量(光量は少なくて当たり前なんだけどさ。遺物保護の観点から)ではこの程度が限度。一方の白虎は一転してとても綺麗に残っている様子が見えます。中央に泥が流れた跡があるけれど、全然気に成らない。白虎と青龍は同じ原図で描かれてるそうなので、足の部分とかはきっと青龍もこんな形をしているのでしょう。
どうでもいいけど(や、よくないか?)取材に来てた新聞社(多分後援してる朝日だと思う)が特別展示室での様子を写真に撮ってました。ずらっと並んで展示ケースにへばりつく私らのような人種をね。…けど、けどさ。フラッシュ焚きまくりだったんですよ! ちょ、いくら取材で撮影許可得てるからってそんな無遠慮にフラッシュ焚きまくる訳!? そりゃ炊かなきゃ写らないから仕方ないんだろうけど…何のために光量落として展示してるんだか。ちょっと内心もやもや…とした光景でした。
見終わって出てきたらまだ9時半。混み具合もほぼゼロという状況。なんだ、最初の休日なのに結構出足鈍いんじゃないの? と思いつつ、一番混み合って時間が読めない飛鳥資料館をクリアしたので後は気が済むまで飛鳥を彷徨くだけです。
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